
こんにちは!育休中ママのみゆです。
先日1歳の娘を連れて、神戸に2021年10月にオープンした劇場型アクアリウム「atoa(アトア)」に行ってきたので、レポートしたいと思います。
このアトアは劇場型アクアリウムというだけあり、空間演出が凝っていて普通の水族館とは一味違いました。
1歳の娘は水族館デビューでしたが、泳いでいる魚たちに興味深々!
どちらかというとデート向けかな?というイメージですが、家族連れでも十分楽しめましたよ♪
この記事では、
- 劇場型水族館アトアの中の様子
- チケットや料金体系
- カフェ・レストラン情報
- 子連れ向け情報
について解説していきます。

実際に行ってみたからこそわかった情報や感想もありますので、これからアトアに行ってみたい!という方の参考になれば幸いです♪
劇場型アクアリウム「atoa(アトア)」とは?

公式ホームページでは、アトアについて下記のように紹介しています。
神戸ポートミュージアム”átoa(アトア)”は、
【公式】アトア átoa – 劇場型アクアリウム(神戸)
アクアリウムを核に、
舞台美術やデジタルアートが融合する
劇場型アクアリウム。
水族館の中は8つのエリアに分かれており、それぞれで独創的な空間演出が施されています。
「アクアリウムとアートが融合した新感覚の水族館」というだけあり、光やプロジェクションマッピングによる演出がとても美しく、いわゆるSNS映えもばっちりです。
アトアの8つのエリアを紹介
それでは8つのエリアについて、簡単に紹介していきます。
我が家は娘を連れてゆっくりと回ったので所要時間は2時間程度でしたが、大人だけでサクサクいけば1時間程度でも見て回れそうです。
はじまりの洞窟


まず最初に訪れるエリア。天井に設置された魚の群れのような光が目を引きます。
壁は鏡になっており空間全体がきらきらと輝いて見えて、ワクワク感が高まります。
生命のゆらぎ


ここのメインはサメやエイが泳いでいる大きな円柱状の水槽です。

娘はここの水槽が一番気に入った様子で、ずっと興味津々で眺めていました。
その他にもチンアナゴやタツノオトシゴなど、珍しい生き物たちがたくさんいますよ!
精霊の森


今までは水中の中をイメージした空間でしたが、雰囲気がガラッと変わります。
カエルやトカゲなどの水辺の生き物や、ワラビー・ゾウガメを間近に見ることができます。
ワラビーやゾウガメは、エサをもしゃもしゃと食べているところも見られておもしろいですよ♪
探求の室

3階フロアに移動して最初のエリアです(いままでの3つのエリアは2階)。
変わった形をしたオーバーハング水槽が目を引きます。
和と灯の間

8つのエリアの中でもメインどころの1つです。
空間全体が和の雰囲気で、金魚や鯉といった日本古来の生き物が展示されています。
ここでは時間になると壁中にプロジェクションマッピングで花火や桜など、日本の四季を感じさせる美しい映像が映し出され、思わず見入ってしまいます。
プロジェクションマッピングの時間は明言はされていませんが、おそらく15分間隔ぐらいで行われているようです。


奇跡の惑星

先ほどのエリアに続き、メインどころの1つ。
アトアの中でも象徴的な球体の水槽が展示されています。
ここの空間はレーザーなど光の演出でどんどん様子が変わっていくので、飽きずに眺めていられます。
探求の回廊


このエリアは右側に水槽・左側に額縁が飾られており、額縁のひとつひとつにいろんな仕掛けが施されています。

上記の写真の仕掛けでは、近づくとペンギンのお尻のにおいを嗅ぐことができます。
触ったりにおいを嗅いだりといった体験ができるので、子どもは特に楽しめそうですね。
空辺の庭

最後は4階に上がった屋上のエリアです。
ここではカワウソやカピバラといったかわいい生き物たちを見ることができます。
本来であればペンギンもいるようですが、2022年3月時点では鳥インフルエンザの影響で展示が中止となっていました。
このエリア内にアトアカフェがあります。カフェの情報については後ほど詳しく紹介します。
少し階段を上ると展望台があり、神戸の景色を一望することもできます。

何かが足りない…と思ったら、我が家が行った時には神戸ポートタワーが改修中で白く覆われていました。

これもある意味貴重な景色!
夜は神戸の夜景が見られるので、デートにもってこいですね♪
チケット・料金について

チケットは日時指定入場制
アトアのチケットは30分刻みの日時指定入場制です。
当日券の購入も可能ですが、予約が優先となり希望の時間に入場できない可能性もあるので、ネットで事前にチケットを予約しておくのがおすすめです。
1か月前からネットでのチケット購入・予約が可能です。
チケット購入の際の注意点
チケット購入の際に注意してほしいことは以下の2つです。
①チケット購入後のキャンセルは不可
残念ながら、購入したチケットの払い戻しはできません。
予約時間に間に合わなかった場合も払い戻しはできませんが、来場した場合は入場時間を変更して案内しなおしてもらえるそうです。
②ネットでの購入の際、事前クレジット決済にしておいた方が待ち時間が少ない
ネットでチケットを購入する際、決済方法は事前クレジット決済または現地決済を選択できます。
どちらも現地でチケットの引き換えが必要ですが、引き換え方法は以下のように異なります。
- 事前クレジット決済:入場口前の発券機でチケット引き換え
- 現地決済:有人窓口にて引き換え
チケットの待ち列は事前決済済みの方の列(発券機に並ぶ列)と、それ以外の有人窓口の列に分かれていたので、現地決済にしていると結局当日券購入の方と一緒の列に並ぶということになります。
我が家は日曜日の11:00~11:30のチケットで入場しましたが、事前決済済みだったためほぼ並ばずに発券することができました。
午前中は有人窓口の方も少し並んでいる程度でしたが、帰る際の15時ごろには長い待ち列が発生していました。
クレジット決済が可能であれば、事前決済にしておくのがおすすめです。
チケット料金
料金は以下の表の通りです(税込価格)。一般、団体ともに同じ値段です。
大人(中学生以上) | 2400円 |
子ども(小学生) | 1400円 |
幼児(3歳以上) | 800円 |
幼児(3歳未満) | 無料 |
カフェ・レストランについて
食事や軽食がとれるところは主に以下の2つです。
atoa CAFE(4階)


4階の屋上にあるカフェスタンドです。
カワウソをモチーフにしたエクレアやカワウソまんなど、思わず写真を撮りたくなるフードやドリンクメニューが多数あります。
カフェ専用の席はなく、屋上にあるベンチなどで食べる形になります。

我が家はもうお昼ごはんの時間帯だったので何も頼みませんでしたが、次行ったらカワウソエクレア食べてみたい…!
TOOTH TOOTH MART(1階)


テラス席含め400席という神戸最大級のフードホールです。
真ん中にあるバーカウンターの真上には巨大水槽があり、全体的にとってもおしゃれな雰囲気です。
神戸牛や兵庫の海鮮・六甲ビールなど、地元神戸のグルメが楽しめます。
我が家はここのフードホールでお昼ごはんを食べました。
混雑状況としては日曜日の13時30分ごろに行った時はほぼ満席で、席が空くのを待つ状態でした。
幸い席数が多いためそこまで待つことはなく、14時過ぎくらいからちらほら空席ができ始めていました。

我が家が頼んだのは「神戸デュシャンのオムライス」と「TOOTH TOOTHのピスタチオタルト」です。どちらもおいしかった!


公式ホームページでは各店舗のメニューを見ることができるので、気になる方はチェックしてみてください。
ディナーの時間帯であればWebで席の予約を行うこともできますよ。
子連れ向け情報
小さな子どもと一緒に行く際に気になることについて、以下にまとめました。
授乳室・おむつ替えスペースは?


授乳室は2階にベビールームが1か所設置されています。
おむつ替えスペースについては、おむつ替え室と車いす対応トイレにベビーシートが設置されており、館内に計5か所あります。
1階は車いす対応トイレ内の1か所しかなかったので、昼ごはん時の混雑時にはけっこうな待ち列が発生していたので要注意です…。
ベビーカーは持ち込める?貸し出しはある?
公式ホームページでは、ベビーカーの利用に関して以下のように示しています。
【ベビーカー】
Q&A|【公式】アトア atoa(神戸)
ご利用いただけます。
但し、混雑時には十分なスペースでご観覧いただけない場合やベビーカーと他のお客様が接触する場合もございますので、お子様を抱いてのご入場をお勧めしております。※大型ベビーカーでのご入場はお断りさせていただいております。
(例)キャリーワゴンタイプ、ペダル付きの三輪車タイプなど
我が家は1歳娘が歩きたがってあまりベビーカーに乗らず、また上記のように抱いての入場がおすすめとのことだったので持ち込みはしませんでした。
ですが実際に入場してみると、ベビーカーを利用しているご家族はたくさんいらっしゃいました。
混雑している場所はやや動きづらいかもしれませんが、通路も広くエレベーターも2機設置されているのでベビーカーを持ち込んでも問題なさそうです。
ちなみにベビーカーの貸し出しは行われていません。
持ってきたベビーカーを入り口で預かってもらうことは可能です。
子供向けの食事メニューはある?
atoa CAFE、フードホールともに子ども用のメニューはありません。
我が家は1歳の娘には持参したパンやバナナなどを食べさせました。
周りのもう少し大きい子どもたちは、オムライスやたこ焼きなどを食べている子が多かったです。
ちなみにですが、フードホールには以下のような子ども用椅子が用意されていました。

まとめ:アトアは幅広い世代で楽しめる新しい水族館!
以上、劇場型アクアリウム「アトア」についてご紹介しました。
行ってみると我が家のような家族連れだけでなく、カップル・夫婦や友達同士など本当に幅広い年代の方がおられました。
魚や動物たちだけでなく、光や映像・音楽といった空間演出でも私たちを楽しませてくれます。
アトアが気になっている・行ってみたいという方は、ぜひ一度足を運んでみてください!
他の水族館にはない体験ができますよ♪

ご覧いただきありがとうございました!