【1年間で約400万円資産増】我が家が実践した固定費の削減方法-保険料編

こんにちは、みゆです。

  • 貯金をしたいけど、なかなかお金が貯められない…
  • もっとお金を貯められるようになるにはどうしたらいいの?

教育費や老後資金・家や車の購入など、人により目的はさまざまですが、貯金を増やしたいという方は多いのではないでしょうか。

我が家も住宅の購入を検討中、現在第二子妊娠中で教育費も2人分用意する必要があり、もちろん自分たちの老後資金だって貯めておかないといけません。

1人目の子どもの妊娠をきっかけに、「お金のこと、もっとちゃんと考えないと…!」と危機感を持ち、私たち家族は現在家計管理、資産運用を実践中です。

2021年の実践の結果は以下の通りです。

・資産総額 約400万円増加(正確には+3,973,807円)

・固定費 約50万円削減(正確には-500,992円)

貯金を増やしたい!と思ったら、まずは固定費の削減が必須です。

これから我が家が実践した固定費の削減方法についてご紹介していきたいと思います。

今回は取り組めば大きな効果を発揮する保険料の削減方法について詳しく解説します。

我が家は年間で20万円以上の削減になりましたよ♪

目次

なぜ固定費の削減は重要なの?

支出の中には、大きく分けて「固定費」と「変動費」があります。

・固定費…家賃、水道光熱費、保険料、通信料など

・変動費…食費、日用品・衣服・美容代、趣味・交際費など

家計管理を始めるにあたり、我が家がまず実践したことが「固定費の削減」です。

なぜ一番最初に「固定費の削減」に取り組んだかというと、主な理由は以下の2つです。

  • 一度取り組めばそれ以降ずっと効果を発揮し続ける
  • 生活の満足度を下げずに、支出を抑えることができる

変動費を削減しようと思うと、その都度ちょっとした我慢が積み重なっていってしまいます。

しかし固定費は意識せずとも毎月必ず出ていく支出なので、最初に手間をかけて取り組めば、以降は我慢することなく大きな効果を発揮し続けます

中でも保険料は額が大きいので、効果は絶大です!考えるべきことも多く難しいですが、必ず取り組んでおきましょう!

本当に必要な保険とは?

我が家が現在加入している保険は以下の3つです。

  1. 収入保障保険(生命保険)
  2. 火災保険
  3. 自動車保険

保険は低確率だけれど、実際に起こると大損失になるトラブルに備えるものです。

その考えに則ると、必要な保険は上記の3つだけです。

我が家が保険料の見直しを行うにあたり、参考にしたのはこの書籍です。

次からはこの書籍の考えを元に、実際にどのように考えて保険料の削減を実践していったか解説していきます。

医療/生命保険について

実践したことは?

以前は夫婦でソニー生命の医療・生命保険に加入していました。

詳しい内容は以下の通りです。

以前は全てソニー生命

・医療保険・・・夫婦とも総合医療保険+生前給付定期保険

・生命保険(死亡時の保障)・・・夫は収入保障保険、私(妻)は米ドル建て終身保険

上記の保険は全て解約し、新しくFWD富士生命の収入保障保険に加入しました。

現在の詳しい保険の内容は以下の通りです。

現在はFWD富士生命

・医療保険・・・加入なし

・生命保険(死亡時の保障)・・・夫婦ともに収入保障保険

収入保障保険:死亡後一定の期間、設定した金額の年金が毎月受け取れる保険のこと。

収入保障保険のみにした理由は?

①医療保険はある程度の貯金があれば不要

日本は国民皆保険の国で、医療費の自己負担額は原則3割です。

さらに高額療養費制度により、多額の医療費がかかっても自己負担額はせいぜい月10万円程度におさえられます。

貯金が100万円ほどあれば、医療費が払えなくなるということはありません。

我が家は100万円以上のある程度の貯金は貯まっていたので、医療保険は夫婦ともに解約しました。

②遺族年金を考慮した上で考えると、収入保障保険のみで十分

国民年金や厚生年金の加入者が亡くなった場合、遺族には遺族年金が支給されます。

金額は自営業か会社員・公務員か、家族構成により異なります。

あくまで目安ですが、夫/妻が死亡した場合の遺族年金は以下の通りです。

夫が死亡、月給35万円の会社員で子どもが1人の場合・・・月額約12万円

妻が死亡、子どもが1人の場合・・・月額約8万円

我が家は共働きで、どちらかが亡くなっても収入が0になることはありません。

遺族年金が上記の額もらえるので、夫婦ともに「1人分の収入+遺族年金+10万円」ほどあれば生活はしていける、と判断しました。

その結果、夫婦ともに年金月額10万円の収入保障保険にしました。

実際の保険料は?いくら削減できた?

以前加入していたソニー生命の保険料

夫:収入保障保険(年金月額20万円) 4,908円

  総合医療保険          3,307円

  生前給付定期保険        4,235円

妻:総合医療保険          2,907円

  生前給付定期保険        3,305円

  米ドル建て終身保険     年額323,682円

⇒夫婦で月額18,707円(米ドル建て終身保険は除く)

現在加入しているFWD富士生命の保険料

夫:収入保障保険(年金月額10万円) 1,715円

妻:収入保障保険(年金月額10万円) 1,120円

⇒夫婦で月額2,835円

以前は見ているだけでもごちゃごちゃとしていたのが、現在はとてもシンプルでわかりやすくなりました!

削減できた金額は月額で15,872円年額にして190,464円です。

生命/医療保険料を削減するときのポイント

①夫/妻が亡くなった場合の生活、特に住む場所・住宅費について考えておく

生命保険や収入保障保険で迷うところは、死亡保障や年金月額をいくらにするかですね。

まずは配偶者が亡くなった場合、どう生活していくのかを具体的に考えてみてください

住む場所は実家など、身を寄せられる場所があるかどうかでも大きく変わります。

我が家の場合、現在賃貸であり夫婦ともに万が一のことがあればしばらく実家に身を寄せることになるだろう、という結論になりました。

その場合、実家にいる間は家賃といった住宅費は不要です。

持ち家であれば、ローンを借りている本人(例えば夫)が亡くなっても団体信用保険に加入していれば、保険金で住宅ローンが完済できます。

逆にローンを借りていない方(例えば妻)が亡くなっても、ローンの支払いは続きます。

他にも現在の貯蓄・資産額、共働きかどうかなどを考慮しながら、必要な保険や保証を考えていきます。

保険金額は多い方が安心だと思ってしまいますが、安心を買うには高いお金がかかります。

掛け捨ての保険で、必要最低限の金額をかけるのがポイントです!

②収入保障保険は、生命保険の代わりとして優秀

収入保障保険というと、生命保険と比べてあまり耳慣れない方も多いと思います。

2つの違いは以下の通りです。

・生命保険:死亡時に一括で保険金が受け取れる。支払われる保険金の額は保険期間を通して一定

・収入保障保険:死亡後一定の期間、毎月年金が受け取れる。支払われる保険金の総額は徐々に減っていく

死亡時の保障は特に子供がいる家庭で必要になってきます。

収入保障保険の場合、子どもが小さい時は総額が多く、子どもが大きくなるごとに徐々に総額が減っていきます。

また月々の受け取りなので、一気に使いすぎるといった心配もありません。

この形はとても合理的で、保険料も割安です。

以上の理由から、我が家では収入保障保険を選びました。

③保険の窓口、販売員さんには注意

これは我が家も一度失敗したことですが…保険の窓口や販売員さんには気を付けてください。

そういった方々に相談すると、本当に必要な保険ではなく、相手が入ってもらいたい保険を勧められる可能性が高いです。

我が家が以前入っていた医療保険や外貨建て保険ですが、実は最初に入ろうと考えていたのは子どもの学資保険だけでした。

その学資保険の相談で保険の販売員さんに来てもらい、FP資格もあるということでライフプランのシミュレーションなどもしていただきました。

その後学資保険の代わりとして提案されたのが、以前加入していたいろいろな保険でした。

今思えばそのいろいろな保険は余分なものがほとんど。

学資保険は新しいお客様を呼び込むためのドアノック商品として使われることが多いそうなので、注意してください!

必要な保険は自分で判断して、窓口や販売員さんを介さないことがポイントです。

火災保険について

実践したことは?

我が家は現在賃貸アパート住まいです。

元々は入居時にすすめられた東京海上日動の火災保険に加入していましたが、日新火災の保険に切り替えました。

保障内容はほぼ変わりませんが、切り替えるだけで保険料が安くなりました。

実際の保険料は?いくら削減できた?

以前加入していた東京海上日動の保険料

「Total assist 住まいの保険」 年額13,880円

現在加入している日新火災の保険料

「お部屋を借りるときの保険」 年額11,000円

年額で2,880円の削減になりました。

火災保険を安くするポイント

①賃貸でも持ち家でも、業者からすすめられた保険に入っている場合は一度見直しを!

特に賃貸だと仲介業者の人にすすめられた保険に入って言える人は多いと思います。

賃貸であっても基本的には火災保険の会社を指定することはできないので、自由に乗り換えて構いません

ただし、契約書に「指定の火災保険」とある場合は勝手に変更はできません。

我が家もそうしましたが、まずは管理会社に「火災保険を変更したい」と相談するのがおすすめです。

②火災保険の一括見積サイトを利用して比較するのがおすすめ

火災保険を検討する際には、火災保険の一括見積サイトを利用すると一度にいろんな会社を比較できるので便利です。

火災保険の切り替えを利用する際は利用してみてください。

いろいろなサイトがありますが、このサイトが比較できる会社数も多く、見積もりの返答も早いと人気です。

カンタン|火災保険 比較一括見積

自動車保険について

実践したことは?

我が家は現在軽自動車1台を保有しています。

この軽自動車を購入した当初から「三井ダイレクト損保」に加入しています。

自動車保険では会社は変更せず、保障内容のみ見直しました。

具体的には「車両保険」を外してしまいました。

実際の保険料は?いくら削減できた?

我が家では更新のタイミングで車両保険を外しました。保険料は以下の通りです。

2020年(車両保険あり) 年額68,710円

2021年(車両保険なし) 年額29,470円

年額で39,240円の削減になりました。

自動車保険を削減するポイント

車両保険は使うタイミングが難しい保険なので不要

車両保険は自分の車が壊れた時、修理代が出るというものです。

しかし自動車保険の「等級」制度により使いづらくなっています。

車両保険を使って車を修理する

→等級が下がって次回更新時から保険料が上がる

→軽い事故だと上がった保険料が修理費以上になる

上記のような流れになり、使える機会はかなり少ないです。

私自身車のサイドミラーをぶつけて傷をつけてしまったことがありますが、そのような軽い傷ではもちろん車両保険は使えませんでした。

せっかく保険料を払っていても、使えないなら意味がありません。

ある程度貯金があれば、車両保険にお金を払うよりもその分貯めていく方が確実です。

まとめ:固定費の削減のためには、保険の見直しは必須!

以上、我が家が実践した保険料の削減方法についてご紹介しました。

削減できた保険料は合計で年額232,584円です。

ポイントをまとめると以下の通りです。

  • ある程度の貯金があれば医療保険は不要
  • 死亡時の保障については収入保障保険のみ。年金額も必要最低限の金額に設定しておく。
  • 必要な保険は自分で調べて判断する。保険の窓口や販売員を介さないこと。
  • 火災保険は一括見積サイトなどを活用し、見直しを。
  • 車両保険は不要。その分しっかりと貯金を貯めておく。

我が家も保険については、「本当に今までの保険を解約してもいいのかな…。」と不安になったり、「必要な保障額はいくらなんだろう…。」と悩みました。

時間や手間はかかりますが、その分効果も大きいのが保険料の削減です。

これを機会に、もしもの時のことについて家族で一度しっかり話し合ってみるのもいいかもしれませんね。

気になる方は私が参考にしたこちらの本も読んでみてください。

こちらの記事では通信費の削減方法についても解説しています。

これから保険料を削減したい!という方の参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました!

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