2011年に結成され、2023年のM-1グランプリでは見事準優勝を果たしたお笑いコンビ・ヤーレンズ。
「脱力系」とも評される彼らのゆるっとしたお笑いスタイルに魅了される人も多いはず。
共に大阪NSC出身にもかかわらず、敢えて標準語を話す彼らに疑問をもつ人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、彼らが標準語を話す理由と、関西を捨てた?をテーマに見ていこうと思います!
ヤーレンズのプロフィール
楢原真樹(ならはら・まさき 左)1986年11月17日生まれ、大阪府出身。出井隼之介(でい・じゅんのすけ 右)1987年3月2日生まれ、神奈川県出身。
NSC時代に、1つ先輩の楢原さんが、後輩の出井さんを誘う形でコンビを結成。
ちなみにコンビ名のヤーレンズは、二人がファンだというサザン・オールスターズの曲、『YARLEN SHUFFLE』からとったそう。
ヒートアップ⇒パープーズ⇒ヤーレンズと、実は二回コンビ名を変更しているそう!
ヤーレンズが標準語を話す理由
調べてみると、ヤーレンズが標準語を話す理由は以下の2つのようです。
- とにかく目立ちたかった
- 関西のお笑いのノリが合わない
とにかく目立ちたかった
とにかく目立って少しでも周りとの差をつけよう!
なんとかして目立たなきゃ。ちょっとスカした芸風でやってみよう!
目立ったら評価してくれるんじゃないか?
そう考えた彼らが辿りついたのが現在の標準語・引きのお笑いスタイル。
そこで、自分達の漫才がウケるのはここじゃない!と、東京行きを決意。
東京でその実力が認めれ、今では関西でも評価されるように!すごい!
関西のお笑いが体質に合わない
関西のお笑いが体質に合わない。
出井:今のスタンスになったのは、出身の“関西”のお笑いが体質に合わなかったからなんです。2人とも、あんまりパワーがないんです。でも、関西のお笑いは好きだからね。できたらいいなとは思うけど、体質に合わないんです。
https://thetv.jp/news/detail/174402/p3/amp/
出井:(昔は)バリバリの関西弁で突っ込んでましたね。そうゆうのに憧れてたので。フットボールアワーの後藤さんみたいになりたかったんですけど、全然、全然できてなくて……前前前世ですね(笑)。
https://rooftop1976.com/interview/170424185135.php
そうして生まれたのが、いまの標準語での漫才なんですね!
YouTubeでは、彼らが関西弁でコントをする映像も。なんだかむずむずします・・・笑
ヤーレンズは関西を捨てた?
「はい。完全に(大阪弁を)捨てました」
おそらくネタでしょうけど、彼らは関西(弁)は捨てたとはっきり公言しています。
過去のインタビューでは以下のように答えています。
東京で、「おまえ大阪捨てたな」って関西の方によく言わるんです。でも、おまえらが捨ててねぇだけだろ!って思います(笑)。東京で「大阪捨てたな」って言われても、意味が分かんない…。
この考え方には共感の声も。
郷に入っては郷に従え、てやつですね!
また、関西ローカル番組で円広志さんに標準語であることを突っ込まれた時には、
「はい。完全に(大阪弁を)捨てました」と答え、笑いを誘いました。
もはやネタとして笑いにできるのはさすが!
まとめ
ここまで、ヤーレンズが標準語を話す理由と関西を捨てた?についてみてきました。
吉本芸人の中で生き残るために生み出されたのが今の彼らの標準語での漫才のようですね。
関西を捨てたか?の質問には捨てた!と答え、もはやネタとして笑いを誘っています。
2024年のM-1グランプリにも出場予定の彼ら。決勝の放送は12月22日です。
昨年惜しくも準優勝だった彼ら。今年も決勝進出の可能性は大いに高いでしょう。
どんな漫才をみせてくれるのか、楽しみですね!